生体の持っている3つの時間構造。


大宮のエステサロン、サロンdeエステKY山本です。

今日は、生体の持つ時間軸についてお話します。

 

私たちの生体はホメオスタシス、リズム、エイジングの3つのしくみ、生体反応の時間構造からなりたっています。

 

 

ホメオスタシスという性質は、常にある安定レベル【恒常性】を保とうとしてゆらぐことともいえます。

ある刺激を受けると生体に反応が起きると、その反応をおさえる逆の反作用が起きて常に安定レベル【恒常性】を保とうとする性質ともいえます。

 

リズムとは、私たちの身体には、生まれつきある時計遺伝子という体内時計があります。

その体内時計には、脳内の視床下部にある視交叉上核(しこうさじょうかく)という神経細胞にある中枢時計と、体内の肝臓や膵臓などの臓器などにある末梢時計があります。

 

その2つの体内時計に合わせて自律神経、ホルモン、免疫系が周期的に変化していきます。

 

エイジングとは、生命が誕生してから死ぬまでの成長、成熟、老化というプロセスのことを言います。

 

今♪この瞬間も♪私たちの生体は、これらの3つの時間的性質によって制御されています。

 

※時間経過に対してホメオシタシスという変化をおさえるしくみ。

※リズムという自ら周期的な変化を生み出すしくみ。

※エイジングという後戻りできないゆるやかな衰えのしくみ。

 

この3つの時間構造によってゆらぎながらレベルを保ちながら、ゆっくりと年をかさねているのです。

 

そこで、時間美容(クロノエステティック)を考えた、タイミングのよいケアーをすることが必要になってきます!!

 

たとえば、季節に合わせてお肌状態をトリートメントすることやアンチエイジングケア、妊娠、月経周期、更年期など、身体の変化にあわせてトリートメントすることで、施術効果を高めることができます。

そして、体内時計による体調管理も大切です!!

 

1日の周期は、体内時計の働きで起こります。

中枢時計は24時間を調整する太陽の光が関係します。

 

そして末梢時計を調整するのは食事です。

朝起きて2時間以内に食べることでリセットされ、中枢時計と同調され、朝食を抜くと末梢時計がリセットされない、ずれを起こして体の不調につながりやすくなります。

 

6時から18時までの間が食べても比較的太りにくい時間帯だそうです。

 

食事量も朝食・昼食・夜食のバランスは総食事量が10とした場合3・3・4のバランスで摂ると太りにくい様です。

体内時計が乱れて、末梢時計が脳の中枢時計とずれてしまい,肥満や糖尿病,うつ病などの疾患にかかりやすくなるなど、研究結果が増えているようです。

 

サロンdeエステKYでは、

生体のもつホメオスタシス・リズム・エイジングという3つの仕組みを考えたクロノエステティック(時間美容)と心・肌・体の全体バランスを考えた(ホリスティック療法)をもとに、トリートメントをおこなっております。

 お気軽にお越し下さいませ。