皮膚の色を決めるのは色素細胞!


 

 

大宮で21年以上、エステティック歴31年以上サロンdeエステKY山本です。

 

肌の色の違いは、メラニン、カロテン、ヘモグロビンなどが関与していますが、

特に色素細胞『メラノサイト』が作り出す2種類のメラニンが皮膚の色を決めて

いると言われています。

色素細胞がメラニンと呼ばれる色素を作り、周辺の角化細胞『ケラチノサイト』に

分け与えることで皮膚の色が決まります。

1個の色素細胞が大体30個の角化細胞とコンビを組んでいます。

 

では、色素細胞から作り出す2種類のメラニンとは、

『黒いユーメラニン』と『黄色~赤のフェオメラニン』です。

白人はフェオメラニンが多く、有色人種はユーメラニンの量が多くあります。

この2種類のメラニンを作り出す能力は遺伝的に決まっています。

 

ところが、メラニンを作る色素細胞だけが、この遺伝的な決定に関係している

のではないのです。

 

角化細胞『ケラチノサイト』が大きな役割を持っているのです!

 

色素細胞は紫外線を浴びて直接メラニンを作るだけでなく、紫外線を浴びた

角化細胞は化学物質『サイトカイン、ニューロペプチド』を作って色素細胞

のリセプター『受容体』は角化細胞から放出されたサイトカインを受け取り

メラニンを作り始めます。

 

つまり、色素細胞『メラノサイト』は紫外線を浴びて直接メラニンを作ること

だけではなく、紫外線を浴びた角化細胞『ケラチノサイト』が作り出す物質に

敏感に反応してメラニンを作ってしまうのです。

 

紫外線を浴びて色素細胞が活性してしまったかな・・?

と思われるか方は是非ご相談ください。